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2009年 ポーランド[Polska]旅行

オシフィエンチム[Oświęcim]・ブジェジンカ[Brezinka]


オシフィエンチム駅[Dworzec Oświęcim]

クラクフ滞在中の1日を使って、アウシュウィッツ=ビルケナウ強制収容所[Das Konzentrationslager Auschwitz-Birkenau]を見学しました。
クラクフ駅から9時54分発の列車に乗り、1時間半くらいでオシフィエンチム駅[Dworzec Oświęcim]に到着しました。
途中、二人のおばさんたちと向かい合わせの席になり、少し話をしました。 お二人は途中の駅で降りて行きました。
終点まで乗ったのですが、最後まで乗っていた乗客は少ししかいませんでした。
駅から博物館までの道のりを地図で確認し歩き始めたのですが、正面入口が見つけられつ、裏の門から入ってしまいました。
インフォメーションセンターにはいると売店やチケット売り場があり、奥に入口がありました。
ガイドツアーではなく一人で見たかったのでスタッフの方に聞いてみると、午後3時以降はガイドツアーなしで入れるということでした。
3時まで3時間近くあったので、先にビルケナウ[Birkenau]に行くことにしました。
アウシュヴィッツ[Auschwitz]からビルケナウまで無料バスが出ているということだったのですが、1時間に1本しかなくその時にちょうどなかったので、歩いて行ってみることにしました。

 
 
ビルケナウ[Birkenau] ビルケナウ[Birkenau] ビルケナウ[Birkenau]

途中民家や畑がある中を20分くらい歩き、大きな建物が見えてきて、その前にバスや車がたくさん停まっていました。
門をくぐると広大な土地の真ん中に線路が敷かれ、バラック跡が見えました。
緑の上を一人で歩いているうちに広さと静けさに圧倒される感じがして、軽い眩暈がしました。
線路の最終地点に慰霊碑が立っていて、いろいろな国の言葉で碑文が書かれていました。
中がそのまま保存されていて入って見学できるバラックもいくつかあったのですが、私は中に立ち入ることができず、入口の外から見学してきました。
フェンスのそばに立つととてつもなく高く見えて、フェンスの外がとても遠くに見えました。

 
 
アウシュヴィッツ[Auschwitz] アウシュヴィッツ[Auschwitz] アウシュヴィッツ[Auschwitz]

ビルケナウから戻り、アウシュヴィッツをようやく見学することができました。
初めに[Arbeit macht frei]と書かれた門が掲げられているのが見えました。
これはドイツ語で「労働は自由を作りだす」という意味です。
この標語は以前に訪れたことのある強制収容所跡にもありました。
実際には労働がもたらすものは自由ではなく苦痛だけだったと思います。
こちらのバラックはビルケナウに比べればまだ頑丈に作られていたように思えました。
残されたバラックにはさまざまな遺留品や写真などが展示されていて、当時の様子を知ることができました。
中には目を背けたくなるようなものもありましたが、全て見てきました。

 
 






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