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自由時間を利用してカウナス[Kaunas]に列車で行きました。
ヴィリニュス[Vilnius]を8時半くらいに出発する列車に乗ろうと思っていたのですが、ギリギリになってしまい、急いで切符を買ってホームを探しました。
乗るはずの列車かどうか不安だったのでホームにいた女の子に聞いてみると、これだと優しく教えてくれたので乗り込みました。
席に座るとすぐに列車は出発しました。
1時間ほどでカウナスの駅に着き、まず帰りの切符を買いました。
駅にも駅前にもあまり人はいなくて、寂しい感じでした。

カウナスにはどうしても来たかったのですが、その目的は杉原記念博物館[Sugiharos Namai]を訪れることでした。
駅から15分ほど歩いた住宅街の中に記念館はありました。
ドアを開けると係の人が来てくれて、部屋に案内されました。
最初に杉原千畝に関するDVDを見せてくれて、その後執務室を復元した展示室に連れて行ってくれました。
家具などは残されていなくて同じ時代のものを用意したそうですが、唯一日本の国旗だけが当時のものだそうです。
写真や当時の情勢を説明したパネルなどもたくさん飾られていました。
説明をしてくれたのは大学生くらいの男の子でしたが、他にも日本人の大学生の女の子がいて、少し話をしました。
夏休みを利用してリトアニアに来ているそうで、他の街も観光していると言っていました。
入場は無料だったのですが寄付の箱があったので少しですがお金を入れて来ました。
ビザの印章を復元したものがあって、それをポストカードに押してお土産にもらいました。
ゆっくり見学してしまったので帰りの列車の時間が迫ってきてしまい、結局旧市街など他の場所に行くことはできませんでした。
急いで駅に戻り、ホームを探して列車に乗り込みました。
ヴィリニュスに向かう列車はバスケットボールの試合を見に行くファンもたくさん乗っていて、早くも盛り上がっていました。