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2009年 ポーランド[Polska]旅行

グダンスク[Gdańsk]


旧港[Stary Port]

バンベルク[Bamberg]の語学学校を終えた後、観光とバスケットボールヨーロッパ選手権の観戦を兼ねて、ポーランド旅行をしました。
バンベルクを朝9時前に出発して、一旦ベルリン[Berlin]に向かい、ベルリンで一泊しました。
ベルリンでは語学学校で知り合った友達がもうすぐ帰ってしまうということでお別れを伝えたり、そのあとにベルリン在住の友達二人と飲んだりしました。
ベルリンではオスト駅[Ost Bahnhof]に直結しているインターシティホテル[InterCityHotel Berlin]に宿泊し、翌朝、オスト駅を8:11に出発する快速電車に乗りポーランドのグダンスク[Gdańsk]に向かいました。
まずはシュチェチン[Szczecin]という国境を越えてすぐの所にあるポーランドの街に向かいました。
ポーランドで使える鉄道パスを持っていたので、ベルリンではシュチェチンまでの切符を買いました。
鉄道パスをバリデーションする必要があったのですが、これはポーランド国内でしかできないと言われたので、シュチェチンで1本電車を遅らせてバリデーションしようと思っていました。
オスト駅を出発した電車は北東へ向かい、隣の女性と話をしているうちに2時間ほどでシュチェチンに到着しました。
本当は10分後にグダンスク行の電車があり、女性もその電車に乗り換えると言っていたのですが、私はバリデーションのため、ホームでその女性が手を振っていたのをを見送りました。
すると、制服を着た2人組の男性に英語で声を掛けられ、パスポートを見せるように言われました。
最初は怪しいと思って躊躇したのですが、腰に銃が見えたので本物かと思い、渋々パスポートを見せると、「どこから来たの?」とか「何故ポーランドに来たの?」などと質問されたので、すべて答えました。
質問が終わったので、こちらからバリデーションできる場所を聞いてみると、窓口まで連れて行ってくれて、ポーランド語で私のことを説明してくれました。
駅の係員さんは鉄道パスを見たことがなかったようで、たらい回しにされましたが、ようやく無事バリデーションでき、男性たちにもお礼を言いました。
ポーランドではユーロも使えないので、とにかくお金を手に入れなきゃと思い、ATMを探してポーランドのお金、ズロチ[złoty]をおろし、売店でパンを買いました。
待合室で1時間ほど待った後、ようやく目的の列車がホームに来たので乗り込みました。
シュチェチンからは5時間ぐらい列車に乗っていました。
列車から初めて見るポーランドはのどかで、緑がきれいでした。
途中で乗ってきた大学生の男の子と話しながら長い乗車時間を過ごし、グダンスク駅[Gdańsk Główny]の少し手前にあるグダンスクオリヴァ駅[Gdańsk Oliwa]で降りました。
降りるときにドイツ語が話せるポーランド人のおじさんに助けてもらって、そこから歩いて予約していたホテルに行きました。

 
 
ドゥウーギ広場[Długi Targ] ネプチューンの噴水[Fontanna Neptuna]

グダンスクには4泊しましたが、午前中は観光し、午後からアリーナへ行って観戦するという毎日のスケジュールでした。
グダンスクで最初に訪れたのは、旧市街でした。
いくつかの門をくぐった後、賑やかなドゥウガ通り[Długa]を通り抜け、ドゥウーギ広場[Długi Targ]に出ました。
広場にはネプチューンの噴水[Fontanna Neptuna]があったり、特産の琥珀のアクセサリーを売るお店が並んでいたり、綺麗な建物に囲まれていました。
広場の入口に市庁舎[Ratusz Głównego Miasta]があり、内部にはグダンスク歴史博物館[Muzeum Historyczne Miasta Gdańska]があるとガイドブックに書いてあったので、見てみたいと思い行ってみると、その日は閉められていて、残念ながら見学できませんでした。
広場の中にあった小さなお店で琥珀のピアスとポストカードをお土産に買いました。

 
 
高い門[Brama Wyżynna] 琥珀博物館[Muzeum Bursztynu]

高い門[Brama Wyźynna]の近くにある囚人塔[Wieźa Więzienna]は現在琥珀博物館[Muzeum Bursztynu]になっていました。
琥珀博物館では琥珀でできた様々な作品を見ることができました。
宝箱のようなものやチェス盤、フルーツなどもありました。
どれも精巧に作られていて、珍しいものばかりでした。

 
 
グダンスク造船所[Stocznia Gdańska] 連帯記念碑[Pomnik Poległych Stoczniowców] 連帯記念碑[Pomnik Poległych Stoczniowców]

グダンスクは「連帯」[Solidarność]と呼ばれるポーランドの民主化の始まりとなったグループの運動が始まった場所でもあります。
その舞台となったのはグダンスク造船所[Stocznia Gdańska](当時はレーニン造船所という名前でした。)。
現在は大きな記念碑が建っていて、たくさんの花で飾られていました。

 
 
ヴェステルプラッテ[Westerplatte] ヴェステルプラッテ[Westerplatte] ヴェステルプラッテ[Westerplatte]

グダンスクは第二次世界大戦が勃発した場所でもあります。
ヴェステルプラッテ[Westerplatte]というグダンスクの岬は、1939年9月1日、突然ドイツの軍艦から攻撃されました。
ここから6年に及ぶ第二次世界大戦が始まり、世界中でたくさんの方が亡くなりました。
何人もの方に行き方を教えてもらい、ようやくグダンスク駅前から路面電車とバスを乗り継いでようやく辿り着きました。
バスを降りて歩いて行くと、トーチカや廃墟が残り、ここで戦闘が行われたことを物語っていました。
さらに歩いていくと、小高い丘の上に大きな記念碑が建っているのが見えました。
それはここから大きな戦争が始まったことを忘れないためのものです。

 
 
オリヴァ公園[Park Oliwski] オリヴァ公園[Park Oliwski]

泊まっていたホテルから鉄道駅までの間に、オリヴァ公園[Park Oliwski]がありました。
本当にきれいに整備されていて、たくさんの花や木が植えられていて、多くの人が散歩をしたり、ベンチで休んだりしていました。
私もベンチで休んだり、近くの売店で買った果物を食べたり、地元の人に混じってゆっくり過ごしました。
小さな川が流れていたり、素敵な風景に癒されました。

 
 
ペンジオナートスタラカルチマ[Pensjonat Stara Karczma] ペンジオナートスタラカルチマ[Pensjonat Stara Karczma]

グダンスクに滞在中、オリヴァ駅から歩いて10分ほどの所にあるペンジオナートスタラカルチマ[Pensjonat Stara Karczma]に宿泊しました。
部屋のインテリアがとってもかわいらしくて、収納がいっぱいあったり、毎日ミネラルウォーターを置いてくれたりと、すごく快適に過ごせました。
朝食もおかずやパンは数種類から選べて、おいしかったです。
食器がみんな揃っていたのですが、この白と紺のきれいな食器はポーランドの特産なのかもしれません。
お土産屋さんで売られているのを見かけました。

 
 






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