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バンベルク[Bamberg]滞在中、列車で1時間ほどの場所にあるニュルンベルク[Nürnberg]を観光しました。 以前一度訪れたことがあったのですが、その時に見学できなかったところを見ようと思ったのです。 ニュルンベルク中央駅[Nürnberg Hauptbahnhof]はかっこいい建物で、中にはカフェやレストラン、様々なお店が入っています。 駅前にはすぐに城壁[Stadtmauer]が広がり、旧市街を囲んでいます。 城壁内のいちばん駅に近いところには職人広場[Handwerkerhof]があり、中世の世界が再現されています。
まず訪れたのは駅から歩いて5分ぐらいの所にあるドイツ鉄道の交通博物館[DB Museum]でした。 入場料は通常4らしいのですが、ドイツ鉄道の切符を見せると3になりました。 ニュルンベルクはドイツで初めて鉄道が敷かれた街なんだそうです。 ドイツの鉄道に関する展示や様々な車両を見ることができます。 ルートヴィヒ2世の豪華な専用列車、ICEなどが室内に展示されていて中に入れる車両もありました。 鉄道模型も多数展示されていて、子供達が夢中で眺めていました。
交通博物館の向かいにはオペラハウス[Opernhaus]がありました。 いろいろな街で見ましたが、どのオペラハウスも素敵な建物です。
この街のメインストリートのケーニヒ通り[Königstraße]は歩行者天国で、大勢の人で賑わっていました。 ケーニヒ通りを駅から遠ざかっていくと、聖ローレンツ教会[St. Lorenz-Kirche]が右手に見えてきます。 とても大きな教会で、写真に収めるのもやっとでした。 更に進むと橋を渡り中央広場[Hauptmarkt]に到着しました。 広場には美しの泉[Schöner Brunnen]と呼ばれる塔のようなものがあります。 周りのフェンスに環が付いていて、それを3回回す間に願い事をし、誰にも話さなければ願いがかなうと言われているそうで、多くの人が環を回していました。
美しの泉から坂道を登っていくと、カイザーブルク[Kaiserburg]が建っています。 かつての神聖ローマ皇帝の城だったもので、第二次世界大戦で破壊された後、中世の建物が再建されたそうです。 建物の窓には綺麗な花が飾られ、昔の世界に迷い込んだような気分になりました。 以前中を見学したことがあったのでこの時は建物の中には入らなかったのですが、展望台からすばらしい旧市街を眺めました。
旧市街の真ん中をペグニッツ川[Pegnitz]が流れているので、橋がたくさん架かっています。 中には屋根つきの橋などもあって、橋めぐりもとても楽しいです。 写真のヘンカーシュテーク[Henkersteg]という橋は直訳すると死刑執行人の小橋という意味です。 19世紀までこの橋のたもとの塔に死刑執行人の職に就いていた人が住んでいたのでこのような名前になったそうです。 でもそのような暗い歴史の話があるとは思えないくらい美しい風景でした。
中央広場から西へ200mぐらいの所におもちゃ博物館[Spielzeugmuseum]があります。 建物の外観も可愛らしく、中には木のおもちゃや人形、人形の家、鉄道模型など本当にたくさんのおもちゃが展示されていました。 新しいおもちゃの中ではレゴなどもありました。