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2009年 スロベニア[Slovenija]旅行

ノヴァゴリツァ[Nova Gorica]


エリヤフチェヴァ通り[Erjavčeva ulica]

ノヴァゴリツァ[Nova Gorica]に到着した翌日、イタリアらしい朝食を食べ、ホテルに荷物を預けて街を散策しました。
まずはエリヤフチェヴァ通り[Erjavčeva ulica]にある昔の検問所を通り抜けてイタリアのゴリツィア[Gorizia]へ。
検問所は2007年から使われておらず、往来は自由です。
辺りは人気もなく静かですが、通りはイタリア語で溢れイタリアに入ったという感じがしました。

 
 
ロザドリナ検問所[Rožna Dolina]

街を南下していると右手の丘の上にゴリツィア城[Borgo Castello]が見えてきました。
ゴリツィア城を過ぎて左に曲がると大きな検問所がありました。
このロザドリナ検問所を通り抜け再びスロベニアに入り、しばらく歩いてみましたが、何もなかったのでホテルまで戻りました。

 
 
ノヴァ ゴリツァ駅[Železniška postaja Nova Gorica]

この日はとても暑かったので、ホテルでしばらく休み、13時になってノヴァゴリツァ駅[Železniška postaja Nova Gorica]の中にある分断博物館[muzej Državna meja na Goriškem]を見学に行きました。
ガイドブックには13時から開館すると書いてあったのですが、行ってみるとドアは鍵が掛けられて、「旅行会社のカウンターに声をかけてください。」という張り紙があったので行ってみました。
カウンターには若い女の子が一人いて、サンドイッチを食べていました。
「博物館を見学したいのですが。」と言うと、連れて行ってくれて、中をガイドしてくれました。
スロベニア側のノヴァゴリツァとイタリア側のゴリツァはもともと一つの街でしたが、東西冷戦の間は分断されたままでした。
結婚式のときに国境付近で撮られた写真が飾られていましたが、分断された反対側から親戚が一目花嫁と花婿を見ようとやってきていた様子が分かりました。
2004年にスロベニアがEUに加盟し、2007年にシェンゲン協定が発効するまで分断が続きましたが、今ではパスポートなしで行き来できます。
博物館には分断時代の多くの写真や文書などの資料が展示されていました。

写真はイタリア側に立ってスロベニアにあるノヴァゴリツァ駅を撮影したものです。
私と駅の間には国境がありますが、今はただの広場です。

博物館を出てホテルに一旦戻った後、バスターミナルまで歩いて行きました。
ここからリュブリャナ[Ljubljana]行きのバスに乗って2時間半くらいでリュブリャナ駅前のバスターミナルに到着しました。
料金は10.70€でした。

 
 






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