Basketball, Europe and Cafe  

  バスケットボールとヨーロッパとカフェ  

スタートページ


Basketball


旅行


カフェ・レストラン


日記


スケジュール


ゲストブック


プロフィール





2009年 スロベニア[Slovenija]旅行

コバリド[Kobarid]


ヴルシッチ峠[Vršič]

クランスカゴラ[Kranjska Gora]を満喫した翌日、ホテルでおいしい朝食を食べチェックアウトしました。
「バスに乗るんですか?」と聞かれたので、「はい」と答えると、「ではお送りします。」と言ってくださって、車でバス停まで連れて行ってくれました。
ホテル滞在中、皆さんドイツ語で話しかけてくださって、親切にしていただいて、本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。

この日はコバリド[Kobarid]という街に行き、ノヴァゴリツァ[Nova Gorica]で泊まろうと思っていました。
まず、クランスカゴラからヴルシッチ峠[Vršič]を越えて、ボヴェツ[Bovec]という街へ行き、そこでバスを乗り換えてコバリドへ向かいます。
クランスカゴラからは15人ほどバスに乗り込みましたが、ほとんどがハイキングに行く格好をしている人々で、ヴルシッチ峠で降りました。
峠の後は3人グループと私だけが乗っていたのですが、その3人も途中で降りてしまったので、ボヴェツまで行ったのは私だけでした。
クランスカゴラからボヴェツまでは6.68€。
ボヴェツはのどかなところにあり、バス停からの風景もすごくよかったです。
ボヴェツでコバリド行きのバスが来るまで2時間ぐらい時間があったので、バス停から近くの所にあったカフェで休みました。
ようやくバスが来て、3.10€支払い、30分くらいでコバリドに着きました。

 
 
コバリド博物館[Kobariški muzej]

コバリドに着いてまずはインフォメーションでバスの時間を調べてもらったり、ポストカードを購入したりしました。
大きめの荷物を持っていたので、インフォメーションで預かってもらえるかと尋ねたところ、「いいですよ。」と言ってもらえたので助かりました。
ノヴァゴリツァ行きのバスが来るまでに1時間半ぐらいしかなかったので、急いでコバリド博物館[Kobariški muzej]に行きました。
コバリドはヘミングウェイの『武器よさらば』の舞台でもあります。
この博物館では第一次世界大戦のさまざまな写真や遺物、模型などを見ることができます。
入口で入場料5€を支払うと「どこから来たんですか?」と聞かれたので、「日本です。」と答えると、日本語で書かれたパンフレットをくれました。
A4の1枚の紙でしたが、とてもありがたかったです。

 
 
ナポレオンの橋[Napoleonov most]

コバリドには歴史の道[Kobariška zgodovinska pot]という全長5kmのウォーキングコースがあります。
このコースはソチャ川[Soča]とコバリドの歴史を辿れるようになっています。
博物館を見学した後で時間があまりなかったので、街の中心から比較的近くにあるナポレオンの橋[Napoleonov most]だけを見に行きました。
ソチャ川の水の色と橋の白い色、そして周りの緑が本当にきれいなコントラストになっていて、しばらく見とれていました。

インフォメーションに戻り荷物を受け取って、バスを降りたスヴォボデ広場[trg Svobode]に戻り、トルミン[Tolmin]行きのバスを待ちました。
トルミンでバスを乗り換え、予約したホテルのあるノヴァゴリツァへ向かいます。
インフォメーションで教えてもらった時間を過ぎてもバスがやって来ないので心配になりながら待っていると、1台のバスがやってきて何人かが降りました。
運転手さんに「トルミン行きですか?」と聞くと、一瞬考えて手招きしたので、私はバスに乗り込みました。
30分ぐらいでどうやらトルミンに着いたらしく、「ここだよ。」と教えてもらいました。
それまでバスに乗るときに料金を支払っていたので、おかしいなと思いながら「お金をまだ払ってません。」と伝えると、「大丈夫。いいよ。」と言ってバスは出発してしまいました。
どうやら私が乗ろうと思っていたトルミン行きのバスではなかったようで、たまたまトルミンを通りかかるので乗せてくれていたようです。
トルミンで2時間半くらい待たなければいけなかったので、バス停にあったカフェで休んでいると、本来乗るはずだったバスが遅れてやってきました。
ただで乗せてくれた運転手さんに感謝です!
本を読んだりして過ごした後、バスに乗り込み、19時半ごろノヴァゴリツァに到着しました。
料金は4.70€でした。
ノヴァゴリツァのバスターミナルは駅から800mぐらいの所にあり、駅からすぐ近くのホテルを予約していたので、歩いて駅の方向に進みました。
エリヤフチェヴァ通り[Erjavčeva ulica]を歩いて行くと線路が見えてきてそのすぐ後ろに昔の検問所が見えました。
検問所の向こうはイタリアです。
線路を渡り、検問所の手前を右に入って駅前の広場へ向かいました。
広場の真ん中はスロベニアとイタリアの国境線です。
歩いて国境線を越え、駅前だけどイタリア側にあるトランスアルピナ[Hotel Restaurant :alla Transalpina]というホテルに到着しました。
徒歩で国境を越えた経験がなかったので、ホテルに入りイタリア語を聞いた時は変な感じがしました。
夕食はホテルのレストランでイタリア料理を食べ、移動で疲れていたのでその日は早く寝てしまいました。

 
 






  旅行へ戻る

  2009年 ヨーロッパ生活・旅行へ戻る

  2009年 スロベニア[Slovenija]旅行へ戻る

Copyright©あや 2007 -