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決勝トーナメントはカトヴィツェ[Katowice]で行われました。 アリーナはスポデック[SPODEK]と言って、街のシンボルのようです。 アレン アイバーソン[Allen :Iverson]が見に来ている日もありました。
まずは2日にわたって準々決勝4試合が行われました。 2日目のトルコ-ギリシャ、スロベニア-クロアチアはどちらも接戦になり、手に汗握る展開でした。
カトヴィツェにも多くのスロベニアファンが来ていました。 近くの席のおじさんと少し話しましたが、みんな本当にバスケが好きだというのが伝わってきました。 若い人もおじさんもおばさんもすごく楽しそうでした。
準々決勝で敗れたチームで行われた順位決定戦も面白い試合ばかりでした。 本当にヨーロッパにはいいチームばかりです。
準決勝第1試合はスペイン-ギリシャ。 スペインが圧勝しました。 第2試合はセルビア-スロベニア。 こちらはすごい試合になりました。 スロベニアがリードを保っていた終盤、セルビア#6ミロシュ テオドシッチ[Miloš Teodosic]選手がスロベニアのリードを奪うべく、次々と3ポイントシュートを決めました。 セルビアはスロベニアに追いつき、延長戦に突入しました。 延長に入ると追いついたセルビアの方が勢いがあり、結局4点差でセルビアが勝利、決勝に駒を進めました。
3位決定戦はギリシャ-スロベニアでしたが、残念ながら接戦の末、スロベニアは敗れてしまいました。 決勝戦はスペイン-セルビア。 準決勝での勢いがなくなったセルビアは、スペインの圧倒的な強さの前に敗れました。 スペインはヨーロッパ選手権初優勝です。 試合後、ルディー フェルナンデス[Rudy Fernandez]選手がゴールの網を記念に切り取っていました。
決勝戦の後、表彰式が行われました。 大会ベスト5やMVPの発表があり、優勝チームの国歌が流れ、国旗が掲げられました。 そして最後に大量の紙吹雪が降ってきました。 本当にきれいで感動しました。